プライシングの妙

おはようございます。今日は値決め・プライシングについて。

プライシングは、製品やサービスの価格設定をすること

値決めって難しい。難しいけど、楽しい。その値段で買ってもらえるか買ってもらえないかの答え合わせだから。値決めをするときはまだ商品を世に出していないときが多いのではないだろうか。

類似品、類似サービスがすでにあるのであれば、凡その相場はあるだろうが、それでも値決めは難しい。

全く同じサービスというのは実は存在しない。誰が売るかで価値も変わってくるはずだから。

あなたかた買いたい、あなたのこのサービスを受けたいとなるトリガーポイントをまずは自分で見つけること、そして作ること。これがサービスローンチ時そして、値決めのポイントになる。

だいたいこれくらいだろう~、という値決めは9割失敗する。相場に頼りすぎるのもよくない。原価や人件費ももちろん勘案してなのだが、実際問題、どれくらい価値ある?自分だったらいくら払う?いや、払いたいくらい欲しい?をとことんまで追求する必要があるし、自社内でも喧々諤々議論すべき。

もちろん、最初の値決めが間違うこともある。そりゃそうだ。その時にどうするのか。

理由のある値上げ・値下げができるか。経営状況の変化・セール・割引クーポン・世界情勢悪化による原価高騰、、、などなど、挙げればきりがないほど、可変する事象や関わってくる要素は多い。

売る側も買う側も納得できるか。そしてその価値があるかどうか。有形商材・無形商材問わず、出し切って考えるべき部分である。

今日はプライシングについて、少しばかり考えてみました。


この記事を書いた人

吉永 亮(Yoshinaga Ryo)

1985年、兵庫県西宮市生まれ。立命館大学経済学部を卒業後、楽天グループ株式会社・株式会社ビズリーチ・株式会社ジェイエイシーリクルートメントと、IT・人材領域での経験を積み、2019年にコワーキング&イベントスペースを開業。 “成長・共創・つながり”が生まれるコワーキングスペースとしてコロナ禍真っ只中にOPEN。プロスポーツチームやスタジアムの在り方をコワーキングに転用し、”大阪でいちばん巻き込まれる場所”を作りつづけている。2024年のGRANDSLAMのスローガンは「ドラマチックコワーキング」。