成長し続ける意味。
成長って何だろう。
せい‐ちょう〔‐チヤウ〕【成長】
[名](スル)
1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。「子供が成長する」「ひなが成長する」「経験が人を成長させる」
2 物事の規模が大きくなること。拡大。「事業が成長する」「経済の高度成長」
ふむふむ。とりあえず、大きくなること、か。僕が子供のころの"成長"という言葉で思い出すのは、チョウチョだ。アゲハチョウとモンシロチョウを思い出す。
さなぎから出てきて、空に飛び立っていく様子がまさに成長!という感覚をなんだかぼんやり覚えている。
今、僕は転職エージェントという仕事をしている。仕事柄、毎日、たくさんの職務経歴書を拝見する。
実績や経験はすごくても、これからどう成長したいかが明確でない方がとても多い。
僕はよく問いかける。
「これからどんなことに挑戦したいですか?
「どんな風に成長していきたいですか?」
・・・・・・
今朝、こんなツイートを見かけた。
「なんで挑戦しなきゃいけないの😩」と言う人にお届けしたい名言があります。それは携帯電話市場で14年間首位を独走した後にほんの4年間で株式時価総額の90%を失ったノキアCEOの言葉「何もミスはしていないのに、なぜか負けた」です。周りが成長している時の現状維持、それは相対的には衰退なのです。
あひるさん🇺🇸研究開発職 (@5ducks5)
ここでは挑戦という言葉に置き換えらているが、ニュアンスは似ている部分が大きいだろう。
仕事をしているとき、成長・挑戦をしなければいけない意味って何なんだろうとふと思った。
仮に現状維持でこれから1年間過ごした時、周りが挑戦・成長し続けていると、自分にとっては現状維持でも、相対的にみると"衰退"になる。
ビジネスパーソンも、アスリートも、もちろんどんな世界にいる人も、上を目指すには挑戦・成長し続けなければいけないというのが、このツイートでなぜかとても納得できた。
とはいえ、挑戦・成長って強要されるものでは無いし、自分でやりたい!と思う気持ちが心の底から湧いてきたときが一番成長できるときなんだろうな。
今日も挑戦・成長し続けよう。
この記事を書いた人
吉永 亮(Yoshinaga Ryo)
1985年、兵庫県西宮市生まれ。立命館大学経済学部を卒業後、楽天グループ株式会社・株式会社ビズリーチ・株式会社ジェイエイシーリクルートメントと、IT・人材領域での経験を積み、2019年にコワーキング&イベントスペースを開業。 “成長・共創・つながり”が生まれるコワーキングスペースとしてコロナ禍真っ只中にOPEN。プロスポーツチームやスタジアムの在り方をコワーキングに転用し、”大阪でいちばん巻き込まれる場所”を作りつづけている。2024年のGRANDSLAMのスローガンは「ドラマチックコワーキング」。