きみは、9回2アウトから、盗塁できるか?

少し時間が経ってしまいましたが、先週、母校である報徳学園の応援に、センバツ高校野球大会(@阪神甲子園球場)に行ってきました。

報徳学園は兵庫県代表として、2年連続でセンバツ高校野球に出場してますが、昨年は山梨学院に決勝戦で敗退。そして今年、相手の群馬県代表の健大高崎高校に3-2で敗れ、2年連続の決勝戦敗退となりました。

実力もほぼ互角で、良き試合ではあったものの最後の一本が出ず、僅差ではありますが惜しくも敗戦となりました。

今回、心を打たれたシーンから受けた刺激があったので一つだけご紹介させてください。

9回2アウト、3-2で、負けている状況。ランナーは1塁。あとアウト1つで、全てが終わるという中、報徳学園サイドは盗塁を仕掛けて、セーフ。かなり際どいタイミングだったのですが、この全てを終わらせてしまうかもしれない状況の中、何とか1点を取りに行く姿勢や、勝利への可能性を1ミリでも上げるアクション。

普段の仕事でも同じだなと。自分の中での限界とか、もうダメかも?と思ってしまうようなタイミングで渾身の一歩を踏み出せるか。リスクもあるかもしれないが、やらない後悔よりやる後悔。その一歩が自分の人生、はたまた誰かの人生を変えるかもしれない。

僕らの人生は一度きり。できないことの方が多い人生だろう。でも、"できるかもしれない、手が届くかもしれない"というときに、限界まで手を伸ばしたか。そこに執念や魂が宿るなと。

ちょっと根性論的な表現になってしまいましたが、刺激と学びをもらったワンシーンでした。

また夏に、そして、来年の春に王座を奪還してほしい。がんばれ母校。高校球児の皆様、お疲れ様でした。そして自分もがんばろう。

そして、ほんまに余談ですが、あたかも僕も野球部出身かのような感じで投稿してますが、卓球部出身です🏓

みなさま、良き週末を。


この記事を書いた人

吉永 亮(Yoshinaga Ryo)

1985年、兵庫県西宮市生まれ。立命館大学経済学部を卒業後、楽天グループ株式会社・株式会社ビズリーチ・株式会社ジェイエイシーリクルートメントと、IT・人材領域での経験を積み、2019年にコワーキング&イベントスペースを開業。 “成長・共創・つながり”が生まれるコワーキングスペースとしてコロナ禍真っ只中にOPEN。プロスポーツチームやスタジアムの在り方をコワーキングに転用し、”大阪でいちばん巻き込まれる場所”を作りつづけている。2024年のGRANDSLAMのスローガンは「ドラマチックコワーキング」。