"旗を立てる"ということ

ビジネスでもプライベートでも、〇〇といえばあの人。と想像される人は強い。強いという言葉をもう少し深堀すると、そういう人の周りには人が集まってくるし、知見もたまりやすい。人だけではなく、場所や事業も同じだと思う。

旗立てを意図的にしているか自然と立てれているかはおいておいて、旗立てをしてる方は言葉から酔ってくるイメージ。第一想起という言葉があるが、まさにこの言葉に尽きる。

上記の言葉がどこかしらの打ち合わせやSNSなどででてきた場合、実際に皆様の顔と名前が思い浮かぶ。困りごとや悩みごとがでたときに、「あの人に相談したらええやん!」になれば紹介される。

それもこれも"旗があるかどうか"だ。イメージ、国旗のような感覚。それも見渡す限り同じ景色が広がる広大な砂漠の中で。そんな中で旗を立てれば目立つどころの話ではない。

一昔前であれば、何でもできますよ!の方が強かったかもしれない。資金力のある人のほうが、社会への露出も多かったし、仕事の細分化が現代ほどされていなかった。

今はどうだろうか。「何でもできます!」もありだが、「ここの部分はめっちゃ強いですよ!」の人の方が目立つ感覚がある。SNSが一般にや起業やフリーランスという選択肢が増えたこともあり、得意な部分が目立つ。

Raise The Flag。
自分の旗をかかげよう。


この記事を書いた人

吉永 亮(Yoshinaga Ryo)

1985年、兵庫県西宮市生まれ。立命館大学経済学部を卒業後、楽天グループ株式会社・株式会社ビズリーチ・株式会社ジェイエイシーリクルートメントと、IT・人材領域での経験を積み、2019年にコワーキング&イベントスペースを開業。 “成長・共創・つながり”が生まれるコワーキングスペースとしてコロナ禍真っ只中にOPEN。プロスポーツチームやスタジアムの在り方をコワーキングに転用し、”大阪でいちばん巻き込まれる場所”を作りつづけている。2024年のGRANDSLAMのスローガンは「ドラマチックコワーキング」。